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「決定事項ですー。抗議は認めま……」
恵二がそういいながらこっちを振り向く。そしてかたまる。
それもそうだ。私はまだ着がえ終わっていない。ジーンズにブラジャー、袖を通しただけのラグランTシャツという格好だ。
「……白ブラか。姉さんより胸小さいんじゃね?」
私は思いっきりパジャマを恵二に投げつけた。
「変態! 変態! 悪かったわね貧乳で!」
恵二はパジャマを頭からぶらさげて爆笑していた。
その隙にわたしはラグランTシャツを着て、部屋の隅っこにうずくまった。
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