プロローグ

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あたしには犬がいる。 あの日なんにもないところですってーんとお笑い芸人のように転んでいた子がいた。 あたしはついついほっとけなくて、手を差し出した。 「キミ、だいじょーぶぅ?」 その子はあたしを見上げた。
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