俺、この戦いが終わったら、プロポーズするんだ…。

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初夏の夜。 日中と比べ、快適な気温と心地良い風が頬を撫でる。 こんな季節が俺は大好きだな。 そして今日は記念すべきかけがえのない日になる予定だ。 すると、遠い視線の先には待ち合わせにやってきた美樹の姿が見え始めた。 こちらに歩みよりながら 美樹は最初は手を振っていたものの、 徐々にその表情は曇っていき 何かに気づいたのか急にギョッと真っ青になり、何か必死で俺に向かって叫んでいる。 「ちょっ!ゆうやー!うしろー!!」 美樹の慌てた声に気づき、俺はふと後ろを振り返る… 道路のど真ん中、振り向いた目前には、 迫り来るライトの壊れた大型トラック‥ なんという出オチ キキィー!!! ドンッ!!ぺちっ 「いやぁぁー!!ゆうやぁぁー!!」 ―――――――――
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