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「………み、美樹…!?……どこだ!?」
一面が暗闇で、少したりとも、何も見えない。
くそ!まだ死にたくねぇよ…
俺は…!
俺は!
俺は将来、小児科医師になって女の子を聴診器で……という夢があったのに!
もしくは産婦人科でも可!
先程から何も見えなくて何処を見渡せど真っ暗。
冗談を言ってる場合じゃなくなってきた。
俺は一生ここを彷徨うのか?
死ってこういうことなのか?
死んでるけど体がゾクッてした。
こんなの絶対嫌だ…。
死にたくねぇよ…
優哉は絶望した。まだ死を受け入れきれてないというのに、何も見えずに永遠と彷徨うのではないかという不安が恐怖に変わる。
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