描妖の晩餐

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「淡夜は、もうカワイイなあっ!」   花音は、再度抱きつく。 「あ、そー言えば、今日の晩餐会、花音は、何か知ってるー?」 淡夜は、抵抗もせず、そのまま喋った。 「あ、なんか描王が何か話あるらしいよ。」  花音は、幸せそうに目を閉じて話す。 「何かってなんだよ。馬鹿ミケ。」(←猫の時の毛並みのこと) 「分かんないから何かなんだよ!!偉そうに、このアホクロ!!!!」(←同じく)  晩餐会とは、描妖たちの集会みたいなもので、合コン、話し合い、パーティー、目的は様々。  服装、集会の目的は随時、描王の使いの人が一人、一人連絡に来る。  もっとも、大半が合コンで礼服や、軽いパーティー仕様のドレスが殆んどなのだが。 「珍しいねー、描王サマが話すのー。」   
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