病院

3/8

11人が本棚に入れています
本棚に追加
/29ページ
「ねえ…どこ行くの?」 私は加恋達にしぶしぶ付き合う。 「んー?着くまで秘密!」 そう言って、どんどん階段を上がって行く。 そして、しばらく上がると、1つの扉の前で立ち止まる。 「ここ…屋上?」 「そうだよ♪さあ行こう!」 唯が扉に手をかける。 「あれ…?開かないよ?」 唯は扉を引いたり押したりしている。 「鍵かかってるんじゃない?」 萌がポツリと言う。 すると、加恋が待ってましたと言わんばかりの顔で、 「じゃーん♪屋上の鍵を職員室からパクってきました♪」 「「おお!すごい!!」」 唯と萌が同時に言った。 「ねえ、まずいって。勝手に盗っちゃ」 私は心配になり、加恋達に言う。 「平気だって!あとでバレないように戻しとくし♪」 私はまだ心配だったけど、口だししても無駄なのでやめといた。 「じゃあ開けるよー♪」 ガチャガチャ…ガチャリ! 「よし!開いた!」 そして加恋達は屋上に入り、私も入った。
/29ページ

最初のコメントを投稿しよう!

11人が本棚に入れています
本棚に追加