存在

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私はその日から存在している意味がなくった。 そして、また授業が始まる。 「はぁ…。さっきのは何だったんだろう…。これからどうすれば…」 私はため息をつきながら窓を見る。ベランダが見える。前までベランダは大好きだったのに。今は嫌いだ。 「次はお弁当だ…。みんな私と一緒に食べてくれるかな…」 お弁当の時間がくる。クラスのみんなはお弁当の準備にかかる。 加恋達は準備が出来たらしい。 「ねぇ、加恋…。一緒にお弁当食べていい?」 私は勇気をだして加恋達に話し掛ける。前まで普通の事が、今ではとても気まずい。 加恋達は相談している。私は駄目かなと思い、空いてる机を探そうとした。 「…いいよ」 「え?」 「千夏!一緒に食べよ!」 私の顔からは自然に笑顔がこぼれた。
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