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家に帰りながら
想った
猫はいいな
気楽で
私
猫と入れ代わりたいよ
それも
笹沼君の家の猫と…
学校に行けば
笹沼君と女子が
楽しそうに話をしてる姿を
私は指をくわえて見てる事しか出来ない
私は
星空を
見上げ
手を合わせ願う
―笹沼君の家の猫と入れ代わりたい―
―悔いはありません―
―どんな形でもいいから―
“隣に居たい”
私は願ってから
自分が馬鹿みたいになった
…
まさか
この後起こる出来事を
私は知る術もなかった
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