第3話 願い

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家に帰りながら 想った 猫はいいな 気楽で 私 猫と入れ代わりたいよ それも 笹沼君の家の猫と… 学校に行けば 笹沼君と女子が 楽しそうに話をしてる姿を 私は指をくわえて見てる事しか出来ない 私は 星空を 見上げ 手を合わせ願う ―笹沼君の家の猫と入れ代わりたい― ―悔いはありません― ―どんな形でもいいから― “隣に居たい” 私は願ってから 自分が馬鹿みたいになった … まさか この後起こる出来事を 私は知る術もなかった
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