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バーベキューとは…何て煙い食べ物だろう…
ミーは目に煙が入り涙が溢れた…
『さぁ…出来たよミーちゃん。』
健太は肉をお皿に乗せて持ってきた…
『そうか!猫舌なんだよね。』
目を細め笑いながら健太は肉に息を吹きかけた…
『フー…フー…』
健太の唇が肉を挟んですぐ近くにあった…
ミーは照れ臭くて下を向いた…
『ミーちゃん…あ~ん!』
肉を差し出す健太に…ミーは口を開けた…
モグモグ…
『美味しーい!』
『美味しいかい?ミーちゃん…』
あっ…また言葉判った!
ミーはまた口を開けた…
『はいはい…偉いね…よく食べるね、ミーちゃんは。』
一時の至福の時間……
ずっと…健太と、こんな時間が過ごせたらいいのに…
ミーはさっきのメイサの言葉を思い出していた。
あたしは…人間になれないの……?健太…
いつの間にか皆は水着に着替えていた…
『俺達も入ろう…ミーちゃん。』
健太はミーを抱きながら川に入った。
『け…健太!離さないでよ!』
ミーは脅えた。
『大丈夫…ミーちゃん…僕はここに居るよ…』
『健太……あたし…健太の事は全部信じられる……ずっと一緒だよ…』
ミーは目を閉じた…
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