61人が本棚に入れています
本棚に追加
嫌だよ…健太…そんなメスにやらせないで…
ミーは嫌がった!
『あ~ん!飲んでくれない…』
奈美江は無理矢理口に哺乳瓶を持っていった。
『やめてっ!しつこいわよ!』
ミーは奈美江の指をひっかいた!
『きゃーっ!痛い!』
奈美江はミーを放り投げた。
健太が慌てて駆け寄った。
『大丈夫かい?原田さん…』
『う…ん…』
『こらっ!ミーちゃん駄目じゃないか!』
健太の剣幕にミーは泣き出した。
『何でだよーっ!あたしわ…そのメスからミルク飲みたくないのに~!』
『あ…あたしは大丈夫だから…』
奈美江は困った顔で言った。
健太はミーを抱き上げると顔を近付けて言った…
『ミーちゃん…今のは悪い事だよ…原田さんに謝って。』
『健太は…あたしより、そのメスがいいのー?それが悪い事なら…あたし…あたし人間にならなくていい!』
また泣き出すミーに健太は言った。
『よしよし…解ったんだね…』
『健太…解らないの?あたしわ…』
ミーはおとなしくなった…
最初のコメントを投稿しよう!