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ミーは言葉の伝わらない、歯がゆさを痛感した。
暫く経つと落ち着き…各々に話しを始めた…
『ねぇ…そう言えば今度の日曜日って空いてる?』
『何かあるの?』
『うん…サークルでバーベキューに行くんだけど…健太君も行かない?』
健太はミーを見た…
『ごめん…今度はまだミーちゃんが来たばっかだし…遠慮しとくよ…』
奈美江はガッカリした顔をした…
『何?バーベキューって…行きたい!』
『おや?ミーちゃん…行きたいのかい?』
健太はミーの顔を覗き込んだ。
『判るの?健太…言葉判るの!』
奈美江が言った。
『大歓迎だよ!ミーちゃん…楽しもう。』
ミーは返事をしなかった。
健太を…あなたなんかに渡さないんだからーっ!
燃え上がる恋心は…ミーの体を熱くした。
『どうしたの?ミーちゃん…』
ミーは横になると目を半分開けた…
『何かね……体…熱いの…何でかなぁ…?』
健太はミーを寝かすと布団を掛けて…冷えぴたを貼った。
『原田さん…ごめんミーちゃん疲れちゃったみたいだ。』
奈美江は照れた笑いで言った。
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