キリンさん怖い…

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《いいんだよ。あんたも楽になればいい…》 顔のすぐ横で声がした。 そこには、半ば腐敗した、男のゼリー状の顔があった。 男は伸ばした舌で娘の顔を舐めようとしていた。 清水さんは咄嗟に、走ったが恐怖で足が上手く回らず転んでしまった。 見ると、男が四つん這いになりこっちを向いていた。
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