光の涙

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その夜、光は食事も喉を通らず、一睡もする事ができなかった。 ただひたすらストラップの事が心配で・・・。 緑川にはあんな事を言ったものの、はっきり言って見つける自信はなかった。 見つからないかもという不安にかきたてられ、休む余裕がなく夜が明けていた。 翌朝、光は普段より3時間も早く学校へと向かった。
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