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深夜のバイト中。
友達もいない俺はただパソコンの前に座り、客からの電話を待っていた。
なにも変わらない。
中学高校から何一つ変わってない。
ただ体が大きくなるだけで心は孤独に耐えてる。
それを認めたくないから勉強をした。
大学に入ってもそれは変わらなかった。
俺はいつになったら変われるのか
いつになったら友達はできるのか。
このまま独り孤独に耐えて死んで行くのか…?
ぐちゃぐちゃと色々考えてたらバイト先の一番えらい人に呼ばれた。
「中田、ちょっと」
手招きをされ、俺はダルそうに立ち上がる。
「なんですか…」
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