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「シオン・ライラース・インデスタね…。」
ボンッ
「ゲホッ…いきなりかぁ…。まあ良いか。」
爆発音と共に霧の中から呟いた人物…。
「デカっ!!」
身長一八〇センチはあるであろうシオンだ。下手すれば女の子より可愛いかもしれない…。
「これが本来の姿。改めて宜しくね。不幸体質のお姫サマ☆」
…これが俺とシオンの出会いだった。
ウインクされてイラついたのを覚えてる。
これからだ。これから俺達はこの不幸体質を治すべく、奮闘する事になる。
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