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『まさか、話し相手が出来るなんて思ってもみなかった～!』
『しかも、その話し相手が喋る猫なんて、すっごい嬉しい!!』
｢…よく喋る奴じゃ💧｣
わしが食事してる間も、一人で延々話しておった。
まぁ、よっぽど淋しかったんじゃろうが…。
やがて食事も終わり、
｢さてと…、そろそろ行くか｣
『え!?どこ行くの?』
｢食後の休憩じゃ｣
『ふ～ん』
『じゃぁ、あたしも付いてこ～っと』
わしは、何時もの公園のベンチに横になり、女に話し掛けた。
｢わしはマタ｣
｢モノノケと呼ばれる者じゃ｣
｢歳は･･･…忘れた｣
『あたし日向子～』
『お日様の日に、向かう、子供の子で、日向子』
『ヨロシクね』
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