7人が本棚に入れています
本棚に追加
/11ページ
「ぇ?あいつ任務なの?」
茶色の瞳で、腰あたりまで薄い茶髪を伸ばしている少女は驚愕した。
「だな。」
身長165cm程の、中途半端に伸びた茶髪の少年は言った。
「暇だよぉ……」
「じゃあ遊び行くか?」
少年は少女に尋ねた。
「え!?マジ?」
「マジだ。」
「じゃあ行かない。」
コテッと少年は転けた。
「クリア……そこでそうくるか?」
「ぅん♪」
クリアと呼ばれた少女はニッコリ笑って言った。
「だって、ログなんかといるより、散歩してた方が楽しいもんっ!!」
無邪気に言うクリア。
一方、ログと呼ばれた少年はショックを受けていた。
「あれ?私不味いこと言った?」
十分不味いこと言っていたクリアだが、ケロッとしていた。
「いいよもう……」
ログは体育座りしてうつ向いていた。
半泣き状態だ。
「そ、じゃあまた。」
クリアはログにそう言って何処かに走って行った。
最初のコメントを投稿しよう!