街門

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~街門~ 太陽の街サン・ミゲルの街門を潜り抜ける。 「帰ってきた…………太陽の街サン・ミゲル……やはり、あの時と変わらず死の街そのものだな…」 歩みを進める。 「だけど微かに感じる………命の気配が………」 その時、何かがジャンゴに襲い掛かった。 「ギィィィィ」 「スケルトンか!!!?」 スケルトン……全身が骨のシング(物質)タイプのモンスター。 ジャンゴは、回し蹴りをスケルトンに叩き込む。 「ギィィィィガァァァァァ」 スケルトンがジャンゴを弾き飛ばす。 「くっ……くそっ………ん?」 ジャンゴの体から何かが落ちた。 「ブレード・オブ・ルナ……」 かつて白銀の騎士から譲り受けた伝説の剣。 「白銀の騎士は………こうなることがわかってたのか……」 今まで剣を使った事などない。 「……」 鞘から剣を引き抜く。 「ギィィィィガァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァァ」 スケルトンが襲ってくる。 「……月の剣よ……力を!!!」 「ガッ……ギィィィィ………」 スケルトンを立て二つに斬った。 ボロボロになりながらスケルトンは崩れていく。
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