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ジャンゴの右腕に手甲が現れた。
「これは……?」
「その手甲は太陽機ソル・デ・バイス。太陽の力を利用してあらゆる武器に属性を付加(エンチャント)させることのできるものごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっつい魔法機械や!!」
「魔法機械…」
ジャンゴはグールの攻撃をかわしながら説明を聞く。
「ただし、エンチャントには、それぞれの属性の月光魔法が必要やねん!」
「なんで月光魔法がいるんだ…?」
「何で月光魔法がいるんかて……?…………………………………………」
「????」
ジャンゴはグールを蹴り飛ばした。
「ちゃうねん!!ほんまは知ってんねで?いちいち細かいこと気にしなや道具は使えりゃええねん!!あんた太陽少年やろ?エンチャント・ソルくらい使えるやろ?ほなら後はまかせたで?うちは先、商店街行っとるからさっさと来ぃや!!!」
そういうと少女は移動魔法でワープして行った。
「……」
ジャンゴは起き上がってくるグールに視線を向ける。
「……エンチャント・ソル!!!」
手甲が光り剣が太陽の力を帯びた。
「これなら!!!」
ジャンゴはグールに接近する。
「ガァァァァァァァァァァァァァァァ」
剣をグールに突き刺す。
太陽の力でグールは消滅していく。
「これなら、太陽銃を取り返す事が出来るかもしれない…!!!」
そして、ジャンゴはサン・ミゲルの中央に走り出した。
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