太陽機(ソル・デ・バイス) 2

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ジャンゴの右腕に手甲が現れた。 「これは……?」 「その手甲は太陽機ソル・デ・バイス。太陽の力を利用してあらゆる武器に属性を付加(エンチャント)させることのできるものごーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっつい魔法機械や!!」 「魔法機械…」 ジャンゴはグールの攻撃をかわしながら説明を聞く。 「ただし、エンチャントには、それぞれの属性の月光魔法が必要やねん!」 「なんで月光魔法がいるんだ…?」 「何で月光魔法がいるんかて……?…………………………………………」 「????」 ジャンゴはグールを蹴り飛ばした。 「ちゃうねん!!ほんまは知ってんねで?いちいち細かいこと気にしなや道具は使えりゃええねん!!あんた太陽少年やろ?エンチャント・ソルくらい使えるやろ?ほなら後はまかせたで?うちは先、商店街行っとるからさっさと来ぃや!!!」 そういうと少女は移動魔法でワープして行った。 「……」 ジャンゴは起き上がってくるグールに視線を向ける。 「……エンチャント・ソル!!!」 手甲が光り剣が太陽の力を帯びた。 「これなら!!!」 ジャンゴはグールに接近する。 「ガァァァァァァァァァァァァァァァ」 剣をグールに突き刺す。 太陽の力でグールは消滅していく。 「これなら、太陽銃を取り返す事が出来るかもしれない…!!!」 そして、ジャンゴはサン・ミゲルの中央に走り出した。
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