83人が本棚に入れています
本棚に追加
山田 「4番は決まったが…他はどうするんだ?」
鈴木 「1番は最速な奴。後は…くじ引きで」
山田 「はい?」
山田は聞きなおす。
鈴木 「いや、だから他はくじ引きで決めてくれ」
適当だなぁと思いつつ山田はみんなを集めた。
山田 「………というわけで1番を決めよう。立候補ある?」
平山長男 「それなら小牧田がいいんじゃないか?」
平山次男 「俺もそう思う」
平山三男 「…賛成」
三男は無口なタイプだった。
小牧田 「えっ、俺!?別にいいけど」
鈴木 「俺はお前がすげぇ足が速いのを知っているぞ」
前田 (本当かよ)
山田 「いつから?」
鈴木 「一目見た時から」
新井 (嘘だ。絶対嘘だ)
小牧田 「キャプテン、俺頑張るよ」
こうして1番が決まった。
鈴木 「ではお待ちかねの残り者くじ引きの時間だ」
前田 「誰が残り者だ」
神崎 「まぁまぁ」
神崎は挫折から立ち直っていた。
最初のコメントを投稿しよう!