目標

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山田 「4番は決まったが…他はどうするんだ?」 鈴木 「1番は最速な奴。後は…くじ引きで」 山田 「はい?」   山田は聞きなおす。   鈴木 「いや、だから他はくじ引きで決めてくれ」    適当だなぁと思いつつ山田はみんなを集めた。   山田 「………というわけで1番を決めよう。立候補ある?」   平山長男 「それなら小牧田がいいんじゃないか?」 平山次男 「俺もそう思う」 平山三男 「…賛成」   三男は無口なタイプだった。   小牧田 「えっ、俺!?別にいいけど」 鈴木 「俺はお前がすげぇ足が速いのを知っているぞ」 前田 (本当かよ) 山田 「いつから?」 鈴木 「一目見た時から」 新井 (嘘だ。絶対嘘だ) 小牧田 「キャプテン、俺頑張るよ」   こうして1番が決まった。   鈴木 「ではお待ちかねの残り者くじ引きの時間だ」 前田 「誰が残り者だ」 神崎 「まぁまぁ」   神崎は挫折から立ち直っていた。
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