赤牛の超野球

目標

一斉にくじを引いた。鈴木が仕切る。集計が終わった。

鈴木　｢では発表する。２番平山其の一、３番山田、５番新井、６番前田、７番平山其の二、８番平山其の三、９番神崎｣
小牧田　｢へぇ、くじ引きの割にはなんかいい感じじゃない｣
平山長男　｢そうだな｣
前田　｢これだけいいメンバーなんだから、甲子園目指そうぜ｣
山田　｢そうだ、甲子園目指そう！！｣
鈴木　｢目指すんじゃねぇ。優勝するだよ｣

鈴木の一言でチームが燃える。自然と円陣が組まれる。

鈴木　｢よっしゃー、まずは石川県制覇するぞ！！｣
一同　｢うぉー｣

第一目標が定まった瞬間だった。同時にチームの結束力が増した。

矢田　｢青春だねぇ｣

遠くから見る矢田先生。