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縄張りを離れてしばらく歩き回ると、何かがとんできた。
「みゃっ!!!」
振り向くと、ミンが頭に怪我をしていた!!
近くには、血が付いた石…
「きったねぇ猫!!あっちいけよ!」
「きっちゃねー!!!」
ランドセルを背負った男の子たちが、たくさんの石をかかえてボクらに言う。
同時に、石もとんでくる。
「痛いよ、痛いよ!!お兄ちゃん!!頭が痛いよぅ!」
ボクはうずくまるミンの首根っこをくわえて、懸命に逃げた。
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