4人が本棚に入れています
本棚に追加
/22ページ
変だ…
劇が始まるというのに人1人こない…
俺はエントランスの大ホールのでかいドアの前で立ち考えていた。
人目につかないように仕事をする気は無いため正面からいって
周りの混乱に乗って脱出するはずだったのに…
そんなことを悶々と考えていると
「見つけた。」
声がした方へ振り向くと
白いローブを着て顔をフードで隠した
子供が居た。
一瞬…迷子か?
と思ったが
子供は強く俺の腕を握り
「ここにいたらダメ。私と逃げましょう。」
と言った。
「放せ。」
俺はそれだけ言って
中の様子を見ようとドアを開け、て前へと中へ入った。
子供は俺に払われドアの中に入ってく俺を見上げた。
目があった。
女の子…?
!
やめろよ…
その目…
何が言いたいんだ…
最初のコメントを投稿しよう!