始まりの物語

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「そう来ると思ったよ。…キミはなんのために殺し屋なんてしてるの?何か意味があるのだろ?」 偽善的な笑顔でガゼットは笑う。 「あんたに話す筋合いないね。」 俺は、腰に刺さった 青いダガーナイフに手を添え ガゼットに挑発した。 ガゼットはその反応が気にくわなかったのか 「いいだろう! 僕に刃を向けることがどんなに愚かなことか! その体に教えてあげるよ!」 ガゼットはそう叫びながら右手を挙げた。 すると 彼の足元に黄色い魔方陣が現れた。 彼の周りに雷がはしると こっちにすごい速さでやって来た。 俺は、足元を蹴り雷を避けた。 そのまま 走り込み ガゼットまで迫り 青いダガーナイフをふった。 「甘いよ!」 ガゼットが言うと。 その直前 ガゼットの足元に新たな紫色の魔方陣があらわれ。 ガゼットの身を守るように疾風がふき 俺は吹き飛ばされた。 「うわっ!」 体勢を立て直して 着地した。 その直後 「ほら、気をつけて。」 ガゼットの笑い声とともに 雷が、降ってきた。 「くっ!」 俺は、雷を青いダガーナイフで斬り倒して、雷を分散させてた。
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