出会う
7/9
読書設定
目次
前へ
/
14ページ
次へ
「にゃんこ……?」 声をかけ、のら猫の身体にそっと触れる。 だが、驚く様子もなく、ただ鳴き続けるだけだ。 頭を撫でても、尻尾を触っても、その場から動く気配はない。 『何か……嫌だ………』 そう思った瞬間に、雅人は、その猫をそっと抱き上げ、軽くタオルにくるみ、おばあの車へと走り出していた。 『嫌だ』 この言葉だけが、雅人の心を満たしていた。
/
14ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!