数百年前

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「つまらないのならば、我らと来ないか?」 突然の声に驚く草薙は目を見開いて、声のした方を見た 三人の男……霊力が高い 「誰だい?君達は」 「須佐の陰陽師だ」 三人の男の中で一番霊力が強い奴が言った 「須佐ねぇ……」 『スサノオノミコト』と同じ『須佐』……そう思うと草薙は溜め息をつく 「草薙の剣よ、我らの力にならぬか?」 「嫌だね」 即答して、あっかんべーと舌を出す草薙 ピクッと眉を動かす三人 「ならば、仕方がないな」  
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