事件

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 次の日の朝…俺は狭い箱に入れられていた。  油断していた。  もしかするとアサミが、俺を"テンキン"から守る為に入れたのかも知れない。  箱には一ヶ所だけ透明な壁があった。  そこから外の様子が見えた。  俺は愕然とした。  俺の目の前に…あの"クルマ"の横っ腹が飛び込んできたのだ。  俺は"調子モノ"の顔を思い出し…不覚にも小便を漏らしていた。
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