9人が本棚に入れています
本棚に追加
ショクパンが外にでた時、そこに居たものは、予想とは違っていた。
「ハヒフヘフォォォ!!」
あたまに触角をもち、
紫の胴着を身につけた男が立っていた。
「バイキン!!また貴方ですか!!」
ショクパンはその男に向かって言った。
「ハハハハハッ!!ショクパン!!今日こそ貴様の命貰ったぞ!!」
バイキンと呼ばれた男はそう言うなり、空へとんだ
そして、工場より高い位置に陣を取り、工場へと左手をかざした。
「行くぞぉ!!秘技!!バイキン砲!!!」
バイキンの手に黒い光が集まってきた。
そしてやがて黒球になった。
「喰らえ!!」
バイキンの声とともに、黒球が工場へと放たれた。
「……ッ!!」
ショクパンは無言の気合いをいれた。
ショクパンは飛び上がり、黒球の軌道上に立ちはだかった
黒球はとどまる事を知らず、真っ直ぐショクパンへと向かう。
「ショクパーン!!」
後から出てきたメロンが叫ぶ。
ショクパンは黒球を真っ直ぐ見据え、右手をかざした
ショクパンの右手に光が集まり、やがて、光の球になった。
黒球はショクパンのすぐそこまで来ている。
「危ない!!」
「……ショック・バンッ!!」
最初のコメントを投稿しよう!