前奏

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ショクパンは台所へ向かった。 「はやく食べないと冷めちゃうよ・」 といってショクパンを急かすのは、メロンである。 メロンはショクパンの妹的な存在であり、周囲からも可愛がられている愛されキャラだ。 ショクパンは席につき、食事にありついた。 「そういえば、カレーは何処に行ったんですか・」 ふと疑問に思ったショクパンが尋ねる 「多分パトロールだよ♪」 「そうですか。では私も食べたらいきますね」 「あれ?ショクパンもいくの?」 と、不思議そうにメロンが聞く 「ちょっと気になることがありましてね」 と、苦笑い気味にショクパンが答えた。 「そうなんだ。なんにせよ気をつけてね♪」 「わかりましたよ。」 と、いつも通りの他愛のない会話が繰り広がっていた。 しかし、そんな会話もいつまでもは続かなかった。 ドゴォォォォン!! 「キャッ!?」 「何事ですか!?」 工場の外から何やら物音がした。 (嫌な予感がする……) ショクパンは急いで工場の外へと向かった。
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