323人が本棚に入れています
本棚に追加
ついに目の前まで雑種のフレディが来た。
口からは涎を垂らし、その牙を見せつけるように唸りを上げている。
その姿は見ている猫を竦み上がらさせる。
我輩は体の奥底から震えた。
こんなやつに勝てるわけない……
しかしフレディは開き直ったかの様に言い放った。
「久しぶりに燃えるわねぇ……漢(♂)だった時を思い出すわぁ♪
犬(チワワやマルチーズ等)キラーと呼ばれた私の力を見せてやるわ!」
こんな時のジョージはとても頼もしかった。
そして我輩もつられるように……
「ふっ……我輩も負けてられないな。
神速のルーと呼ばれる我輩の力を見せてやらねばな」
勇気が沸いてきた。
最初のコメントを投稿しよう!