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「ワンッワンッ、ワン」
フレディは飼い主の猫語を話す老人に何か話しかけるかの様に吠えた。
「ワンッワン……ん~、何々?最近餌をくれる人間が減ったから腹が減ってしょうがないって」
こいつ……
通訳しおっただと!?
どうやらこの男は我輩達の想像を遥かに越えていた様だ。
「ワンワン、ワンッ」
「ワンッ、ワンワンウウゥッ、ワン、ガァウ……
猫ちゃん。
君達は首輪がついてるから飼い猫だよね。
飼われている動物は襲うなって厳しく言ったから安心してね」
どうやらピンチは切り抜けた様だ……
しかしフレディは我輩達を哀しそうに見つめていた。
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