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シィン……
一歩裏通りに入ってしまえば、人の気配などない。
隠れる場所も多く、どこに奴等が隠れているかわからない状況だ……
「ジョージ……気を抜くなよ」
「わかってるわ……」
流石のジョージの顔も険しい。
シャッ
我輩の背後から気配を感じ振り向くが何もいない。
「いるわよ……」
「あぁ……わかってる」
このどこからか狙われている筈だ……
我輩とジョージは背中合わせ……
いや尻合わせに構えた。
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