メビウスの夜に

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西暦2111年7月3日。 コタロウは川に大好きな魚を取り行っていた。 「コタロウ~!危ないから戻っておいで!そんなに流れが速いと落ちたら助からないよ!」 犬族のパシュミナが、銀色の子猫のコタロウに叫んだ。 「このくらいへっちゃらだよ、パシュミナ! 君はボクより何倍も大きいのに、どうしてそんなに恐がるのさ? 神様がいつも君を呆れた顔して見てるの分かる? 」 コタロウはパシュミナに嫌みに聞こえるように話した。
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