愛人28号

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あたしは教室に戻り、ご飯を食べ出した。 「絢成績どぉだった~?」 「2位だった。まこは見なくていいの?」 「2位かぁ~、やっぱ絢はすごいねっ!!あたしはいいのっ!見ても落ち込むだけだし、どうせ明日くらいに先生が紙配るじゃん。」 「どうしても早く知りたかったのよ。」 「あ~あの約束ね!で、どうだった?」 「…ダメだった。まこ助けて~!」 「あ~あ、もうこの際いいんじゃない?」 「絶っっっっっ対にっ!やだ!!!!!」 「あ~や♪」 誰かがあたしの肩をポンと叩いた。 今一番聞きたくない声。
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