6人が本棚に入れています
本棚に追加
甘い夢
薄暗い部屋 小さな照明
映し出される艶っぽい影
髪に残る雫が伝い落ち
あなたの頬を一緒に濡らす
鍵をかけたら二人の世界
何処にも邪魔するものなどない
直接の温もり 特別な温もり
あなたじゃなきゃ信じられないね
髪が乾くまで いや朝がくるまで
あたしに甘い夢を見させて
雑踏に紛れた街で見つけた
荒んだ心に光が射す
灯り消したら何も見えない
子供では知り得ない世界が
地位も名誉も 恥さえ捨てて忘れて
あなたじゃなきゃ触らせないから
髪が乾く頃にこの肌は潤う
深い沼にはまって逃げれない
唇と一緒に重ねた想いだけ
あたしに触れて あなたに触れたい もっと ずっと
直接の温もり 特別な温もり
あなたじゃなきゃ信じられないね
髪が乾くまで いや朝がくるまで
あたしに甘い夢を見させて
うねりに鼓動と微熱を絡ませて
【H20.1.18.作】
最初のコメントを投稿しよう!