不幸な一日

4/4
8人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
黒羽 「もしもし、電報ですよ。」 少女 「スー…スー…。」 黒羽 「起きない…か…当たり前か……。」 今度はもう少し、大声で呼んでみよう。 黒羽 「ちょwww起きてください!」 少女 「スー…スー…。」 神様は何をお望みか!? 心の中で叫んだ。 仕方がないからちょって強く揺すってみるか……。 黒羽 「おい!!起きなさい!!!!」 少女 「ふわぁ!?誰よアンタ!!」 …… 沈黙…… 今気付いたが、肩をガシッと掴んでいる俺は、見方によっては何かいけない事をしている人にも見えなくもない。 黒羽 (神様ヘルプミー!!!!) 例によって、心のなかで神様に助けを求め、叫んだ。 少女 「ち……。」 黒羽 「ち…?」 少女 「ち…痴漢!!逮捕します!!!!」 黒羽 「神様のバカヤロ---!!!! アンタ理不尽過ぎだ--!!!!」
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!