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「同点の場合って…どうなるの?」
まさかの翔がポツリと呟いた。
「…さぁ?」
みんながそう思った。
「同点だから…剛くんは両方の物だね♪」
テンション高く門ちゃんが抱きついてきた。
「あーズルい!私も!!」
美咲ちゃんも抱きついてきた。…なぜこうなる…。みんなの…みんなの視線に殺気を感じます…。
もう嫌だ…。帰りたい…。
「暑い!離れろ!!!」
「私たちは燃えてるから仕方ないよ♪」
「そうよ!燃え上がってるよ~」
わけわかんねーよ!!もうどうでもいいよ…。
結構…哲平さんが助けてくれた。そして、俺はあのボルトもビックリの速さで逃げた。
また…濃すぎの子が入ってきたな~。はぁ…疲れるな~。
「今日は面白い発見ができたね…。みんなそろそろ自分たちの才能に気がつき始めたね。さて…面白くなるぞ~!!」
門ちゃんが密かに呟いていたことを誰も知らなかった。
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