合宿

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「合宿するぞ!!手下ども!!」 この言葉からすべてが始まった。トラブルメーカーで有名な哲平さんの一言。 しかも…貴方の手下では絶対にないですから。 顧問の門ちゃんは… 「合宿!?いいね~!楽しみ~♪」 子供のような純粋無垢の瞳で言ってきた。…ホントに教師か? 「一年生大会も近いし…そろそろ準備しないとね!!」 一年生大会?なにそれ? 「一年生大会ってなんですか?聞いてないですが…」 「だって言ってないもん!」 言ってないもん!だと…初めて女性に殺気を覚えたぞ。ぶっ飛ばしてぇ。 「…もういいです。一年生大会ってどんな感じでいつあるんですか?」 「一年生大会は一応全国まである大きな大会だよ!!上位2チームだけ全国にいけるよ!ちなみに大会は…ゴールデンウィーク明けてすぐだよ♪」 かなり大きな大会みたいだな。でもこんなに早く全国に行くチャンスが来るとは…。 あいつらも頑張ってるだろうし…。約束のために俺も頑張るしかないな。 「ちなみに…哲平さんたちの結果は?」 「一回戦負け」 「…ダサッ!!!」 ハッ!!!つい言葉に出てしまった。 やばっ!!殺気を感じる!!!哲平さん…鉄パイプもって笑いながらこっちに来るのやめません?めっちゃ怖いです。
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