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ボールが次々と放たれ、リングを射ぬいていく。まさになにかの芸術のようだ。 彼はリングの一点だけを見つめ、一心不乱にシュートを打っている。 彼は普段は子供っぽいけど…バスケの時だけスゴく大人びて見える。 あっ!こっちに気付いた。テクテクと可愛らしい歩いてくる。 「どうしたの?美咲ちゃん?」 まだとても高い声で首をかしげながら聞いてくる。…持ち帰ってもいいですか? 「剛くんがまだ練習してるのを見て、タオル持ってきた!」 剛くんが可愛らしい笑顔で、 「ありがと!美咲ちゃん!」 と言ってくれた。無理…可愛いすぎる!!
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