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美咲ちゃんは俺がお礼を言うと、虚ろの目をしている。 なんか…知らないけどこのままだとやばい気がする。なんかしらないけど!!! 「えっと…あれ!?あそこにいるの哲平さんと公太さんだよね?」 「えっ!?あっ、そうだね」 ふぅー危なかった。美咲ちゃんが元に戻ったみたいだ。 「何話してるか…聞きに行かない?もちろん隠れて!」 「仕方ないなーもう子供なんだから…」 美咲ちゃん…そんなにキラキラした目で言っても説得力なさすぎだよ。 とりあえず…隠れながら体育館の外にいる哲平さんと公太さんの方に近づいた。
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