捨て猫

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  みーみー…。 あたしは声を上げて動く。 「……ん…あ、ごめんごめん」 彼は起きるとすぐに手をどけてくれた。 「ごめんな、重かったろ?」 そう言ってまた撫でてくれる。 あたしは撫でられるごとに幸せな気分になった。  
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