18人が本棚に入れています
本棚に追加
「先手必勝…」
アキラはバーニアを噴射させてヨシトのガリオン目掛けて突撃した。まずは最初に考えた接近戦に持ち込む作戦に出るようだ。しかし……
「させるかよっ!!」
ヨシトは左手のガトリングガンをアキラのガリオンに向けて放った。
アキラは突撃するのを止め、横に動いて攻撃を避けるが…
「まだまだぁ!!」
避けたところをヨシトは右手のバズーカ砲で狙ってきた。
バズーカ砲から放たれたロケットが真っ直ぐアキラのガリオンに向けて飛んでくる。
アキラはそれを腰に装備しているビームソードを右手で掴み横に一閃、ロケットを両断した。
二つに分かれたロケットはアキラの後方に飛んでいき、爆発した。
「ほう…この攻撃を防ぐとは…流石はここまでくることはあるぜ」
アキラはビームソードを腰に戻すとビームライフルに持ち替えヨシト目掛けて撃つ。
「おっと」
しかし軽々しく避けられてしまった。アキラとヨシトとの距離は遠いので簡単に避けられてしまう。
「近づかないと決定的なダメージを与えることはできないか…」
「さて、そろそろ終わりにするか」
ヨシトは右肩の大型ビームキャノンを展開させてアキラに向けた。
「照準ロック、エネルギー充電完了…これで終わりだ!!」
ヨシトの機体からビームがアキラに向けて撃たれる。
そしてそれがアキラのいる地点に到達すると大きな爆発が生じた。
最初のコメントを投稿しよう!