2人が本棚に入れています
本棚に追加
そして今、俺はゆうゆうと街中を歩く。周りの人間は俺を見て歓喜の言葉を上げている。まっ、そんなのはほうっておいて俺はとりあえず魚屋へよる。
「おぉ、ぃらっしゃいしま!今日は何の日だ!マグロか?タイか!だが今日はイカも良いのが入ってるぞ!」
そう言って魚屋のオヤジは俺に見せてくる。だから俺は欲しい物を見た時に鳴くんだ。
「ニャー」
今少しイカもうまそうだったから鳴いてやった。
「そうかイカが良いか!」
そう言って魚屋のオヤジはイカを包んでいる…が今日はエビフライだ!だから俺は店の棚にエビを探しだし、鳴いたんだ。
「なんだ!今日はエビか!?エビ…天ぷらか?団子か?…エビフライか!?」
「ニャー」
そうだ!魚屋のオヤジ。今日はエビをくれ!そう言わんばかりにエビフライで声を上げた。
「そうかエビフライか!…おっとじゃあ今日はそのカゴじゃはいらねぇな。よし後で家に持っててやる」
「ニャー」
そうして俺は魚屋を後にした。
最初のコメントを投稿しよう!