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アザム
「俺はイヴを守りたかった……守りたかっただけなのになんで……なんでだ?イヴ、イヴ!頼む!俺を殺さないでくれ!」
イヴ
「うるさい」
セイレ-ン
「私の名前はイヴじゃない」
アザム
「頼む!」
エルシア
「だから再生とはその事だ」
(弱々しく)
アザム
「なんだと!」
エルシア
「長い年月をかけ新たな魂で生まれ変わるだけではなく、『アザム』と『私たち』も何度も何度も繰り返しているのだ」
イヴ
「うん」
セイレ-ン
「正解っ!でもね?アザムは何度だって殺されてるのよ」
アザム
「イヤだイヤだイヤだ!」
イヴ
「……っわたし……」
セイレ-ン
「愛しい愛しい私の手で」
アザム静かに倒れる
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