03

14/18
前へ
/131ページ
次へ
「ゆっ祐樹?えっ?どうしたの?」 「どうもしねーよ。ここ、俺の場所。」 祐樹は不機嫌そうな顔で言う。 「はぁ?」 「ここは俺の場所なの。言ってること分かるー?」 「分かりませんっ。ここ、ちょっと使うんだけど。」 「知るかよ、俺、昼はここに来てんのー。なかなか一人になれなくてさ。」 「聞いてないからっ」 ガラガラガラッ ドアが開いた。 「ごめん!遅れ・・・あれ、酒井?山名、酒井も呼んだの?」 秋本が来た。
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加