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「ちょっ秋本・・・!」
秋本は立ち上がった。
私は後ずさる。
そして秋本はこちらをじっと見る。
「俺にしろよ。」
秋本はそう一言だけ言って生物室を出て行った。
「なんなのよぉっ・・・っふぇっ・・・」
溜まっていた涙が一気に溢れてきた。
キーンコーンカーンコーン
本鈴が鳴った。
授業に行ける状態ではない。
生物室で次授業は無いらしい。
ここでサボるかぁ。
外を見ながらボーッとしてたら眠くなってきて、いつの間にか寝てしまっていた。
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