04

3/14
前へ
/131ページ
次へ
「元気出せよ、な?今日うち来いよ。母さんも会いたがってるし。」 えっなに、どういうこと? フラれた?あたしが?いつ? 「ちょっ・・・・と、待って祐樹。なにか勘違いしてる。」 私は祐樹の手をどけながら言った。 「なにが勘違いだ。」 「まず私フられてない。」 祐樹は目を見開いてこっちを見る。 「OKもらったのか?」 「話が読めないんだけど。まず告白してない。」 「えっ!おまっ秋本に告ってないの!?」 祐樹は驚いた顔で私の顔をじっと見て言う。
/131ページ

最初のコメントを投稿しよう!

18人が本棚に入れています
本棚に追加