🎶TRANSFORM-C→H

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「弟でも、いいかな。 責任は私にあるし」  ぼくはまだ納得いかない気持ちもあったが、内心胸を撫で降ろした。 でもどうやってその“責任”をとるつもりなんだろう。 「それでぼくは……あの」 「あ、名前? 私は 神崎 彩音 (カンザキ アヤネ) 、呼ぶ時は あや姐 でいいよ」  “ねえ”の字が何か違うような気がする。 「とりあえずレイちゃんは私ん家で世話するからよろしく!」  あや姉はぼくの返事も聞かずウィンクから星を一つ飛ばすと、ぼくの腕を引いて近くの黒くて四角くて長い車に乗り込んだ。  当然ぼくも車内から腕を引っ張られているので、乗ることになった。  さようなら、ぼくの家。
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