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「いやぁ~、ごめんごめん。翔子ちゃんの反応があまりに新鮮でね、擦れてなくて可愛いかったから」
田中さんはおしぼりで涙を拭きながら、 シャンパンを一口飲んだ。
「ナンバーワンになるなんて簡単だよ。俺は週に3回は来る。毎回オープンラストで、ピンドン。翔子ちゃんが望むならリシャール、ロマネ、なんだって入れてあげるよ」
「リシャーロマン?」
「リシャール。ロマネ。一般人には手が出せない高価な酒だよ。金なら腐るほどある。翔子ちゃんが楽しませてくれるなら、いくらでも使ってあげるよ。ナンバーワンなんて、そんなもんだよ」
田中さんはいやらしく薄ら笑いを浮かべながら、私の体を舐めるように見回した。
なるほど。
要するに体を売れってことが言いたいのか……。
「え?じゃあ、マホさんやアカリって人がナンバーワンになった理由って……」
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