CLUB rainbow

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私がボーっと晶子さんの事を考えている間にも、アフターの計画はどんどん進み、周りはどんどん盛り上がっていく。 なんか置いて行かれてる感じ……。 「ちょっとトイレ行ってきまーす」 アカリさんが席を立った。 アカリさんの居なくなったテーブルは、一気に空気が冷めた。 さすがナンバーワン。 すごいな。 アカリさん1人だけで、こんなにも盛り上がりが違うなんて…… まぁ、盛り上がっているのはダイキさんと他二名で、浅田さんはアカリさんが居ても居なくても比較的無口。 今もクールにタバコを吸おうと口にくわえたところだ。 この光景、懐かしいな。 レストラン辞めてから、どのくらい経ったかな……。
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